ミナモです。

今日は、ちょっとまじめなことをお話します。

小説を書くときに知識は必要。でも、知識だけ書いても小説にはなりません。

わからないことは、インターネットを使えばすぐに探すことができます。
今の世の中は情報を容易に探すことができるからです。

しかし、誰もが知ることができるため、ネタとして使われることも多くなりました。
中には信憑性の薄いものがあります。
うろ覚えで書かれているものもあるかもしれません。



クリエイターは常にアンテナを張っています。
美術館へいったり、演劇を見に行ったり……
情報をキャッチするでけでなく、興味のない分野へも積極的に足を向けているのです。


一番いいのは見て、感じて、経験すること。

経験には知識で得られないものがあります。
そこで体験したことは自分だけの資料になるからです。

たとえば馬に乗って走るとき、お尻をつけたままでは走れません。
馬の体が上下に動くたび、お尻を打ち付けて痛むのです。

これだけなら、知識として書けそうです。
でも、乗ったときの感覚は実際に経験してみないとわかりません。

すべてを体験しろというわけではありませんが、チャンスがあれば行く価値があります。
それだけで、ライバルと大きな差ができるからです。

経験はあなたの感性と結びついたとき、すばらしい化学反応を起こすでしょう。


「百聞は一見にしかず」。
一見関係のない経験も、ある日ふいに役立つかもしれません。