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代々木アニメーション学院名古屋校近日イベント情報! |
代々木アニメーション学院名古屋校からの重要なお知らせ。 代々木アニメーション学院名古屋校のブログが12/6(月)から変更となりました。 登録されている方は変更をお願い致します。ご迷惑お掛けいたします。 変更先 = http://yoaninagoya.jugem.jp/ |
12月イベント
12/ 5(日) : 入学相談会&実力UP講座&体験入学
12/15(水) : 夜間体験入学 12/23(木) : 体験入学_声優ゲスト本名陽子さん名古屋校来訪 12/24(金) : 2010年窓口営業終業日 ※平日は毎日授業見学受付中 ※20日~24日は進路相談week |
1月イベント
1/ 4(月) : 2011年窓口営業始業日
1/16(日) : 入学相談会 1/19(水) : 夜間体験入学 1/23(日) : 体験入学 |
今回は【共同作品制作、背景編】ということで、アニメ背景美術科2年生が毎年作ってる共同作品制作。
少し背景の役割を説明します。
初めての人は背景って仕事が別であることすらしらないのですよね・・・・アニメは分業制でしてTVとかのエンディングで流れるスタッフロールを見てくれればすぐわかります。
流れとしては
1、シナリオや監督の思考、打ち合わせを経て作品の舞台になる美術設定を描きおこします。場所、時代、季節から、さらに、人工物、自然物、小物など細かい背景を線画で描きます。(例=TVシリーズ1話:10シーン前後かな。1シーンで切り返したした絵で2~3枚必要なことも多々。)
1と2は美術監督と呼ばれる作品の背景部分トップの人が作成します。3から手の空いてる人や新人育成。
今年の共同作品制作「KID’s」の背景はこんな感じです。背景科のスケジュールとしては少し遅れておりますが、予定範囲内であり、講師から見ると思った以上に出来は良いです^^
▽一番の舞台となり、最初に描き起こした場面(C-03、アナログ80%、デジタル加工20%)
野外担当の美術監督本人が描きました。
▽主人公達の教室(デジタル100%)
室内担当の美術監督本人が描きました。
▽舞台を覆いつくす青空(デジタル100%)
いつも背景は難しいと~と言っている明るい女学生が描きました。
学生以外の方も卒業式で見ることが出来ますので是非お越しください。
こんにちは、昨日と今日が蒼天に恵まれ、身体がうずく御一行です。アツイ、あつい、、暑い、、、熱い。。。。。
こんな暑い中、名古屋校はスケッチ会を行っております~、学生は頑張って勉強しています。
あぢぃ~とかいいながらも将来の日本を背負って立てるよう努力を惜しまない学生達であります!
そんな学生達がいるからこそ、講師陣も就職への手引き、最先端をいくクオリティーへの指導、精神面でのフォローを続けていけるのであります! まぁ正直、学生からパワーをもらうことも多いんですけどね^^ ありがとうー学生諸君。
さて、アニメ背景美術科講師御一行の恒例行事、背景講座を本日も開催です。
今回の背景講座は「枝Part1」です。一応続編予定・・・イチオウネ
枝なので背景の一部と思ってもらって簡略化しましたー。
今回は動画っ(6分15秒/等倍速)
※Windows Media Player推奨
画面上で右クリックすると拡大できます。(残念なことにぼけます)
200%だと丁度良いかな。
ささやかな音楽と共にお楽しみください。
映像が見れない方はここからご覧ください。
1、紙はB5くらいで三角形の自作ブラシを使います。
ブラシ設定はシェイプ→サイズジッターに筆圧チェック。
2、筆圧を調整しながら枝を描く。ほぼ一筆描きが理想。
「反る」と「直線を結ぶ」を心がけながら細くしていこう。
3、枝先についている形の分かる葉が重要なのでそこはしっかり。
4、なんとなく形が出来てきたら、束部分などを作り変化を。
5、葉先、上面をスクリーンで明るく描いて立体+距離感を表現で完成。
一度真似てみてくださいね~♪応援しています!
KONNICHIHAHA。雨や曇りがつづきテンションダウンちゅうの御一行。。。
さらに、ショックなことがあります。あります。あります。。
御一行が18歳から乗っているマイカーを明日6/20(日)に手放します。理由は15年乗っているので寿命かもってことです。人生のほぼ半分を共にした車でしたが残念です。書きながら泣きそうです。これ以上語るとほんとに泣きそうなのでやめます。
でも、
一つのものを使い続けるって自分が少し誇らしく感じます^^
ありがとうーマイカー!楽しかったよぉ!!
さて、今日の背景講座は写真加工です。
なぜこれが背景講座になるのか。 それは・・・・・これが現実だからです。この技術も今では必要不可欠な時代、どんどん取り入れていこうっ。
では早速講座の説明ですが、今回は簡単です。なんせそこにあるものをいじるだけですからね~
ということを踏まえると注意しなければいけないことがあります。それは、時間短縮です。
一から描くよりも早く、リアルに仕上がる
これをはずしたら意味ない・・・・
「デジタルは楽」なんて言葉をよく聞きますが、デジタルだからこそ求められる技術があり、写真のようなリアルはいらない、それを求めて勉強しましょう^^
今回使用する画像はこちら
デジカメで撮った普通の画像です。フラッシュたくとつぶれてしまうのでNOフラッシューっ
1、最初にいきなりですが、完成をどれくらいにするか明るさやコントラストを決めちゃいます。
2、写真は質感がリアルなのでメインになる部分を残しながらブラシで塗りつぶしていきます。
全体(床)をやりつつメインの筆も調整していってます。筆を切り取っておくと楽ですね。
これは質感を取り除くのと同時に写真ならではの質感を消し去ってます。
写真をデジタルでアップにしてみると分かるとおりこんな感じですね。
このカラフルでざらざらな質感がいらないのです。
3、そこそこ出来たら空気感や光を足したり消したりで完成っ
さらにアニメらしさを表現したいときは暗いところを少なめにしていき、彩度、コントラストを調整しましょ。
比べるとこんな感じ。
これを1時間とかかけてるとアナログのほうが早いので頑張りましょう~!
結局アニメ調にするなら加工の前に自分で描けないとね><
季節の変わり目、激しく眠い、激しく眠い、、激しく・・・ZZzzzzzzz。
先日久しぶりに急ブレーキを踏みました。この季節は罠がいっぱい、毎日トラップ回避に必死な御一行です。
さて、前回の続き、背景講座「陰影の色と関係」のパート2です。
前回はここまでやりましたね。
これを夕景バージョンにするとこうなります。1例です。
これも昼バージョンと同じく陰が明るく、影が暗い表現です。
陰影の関係は昼と変わりませんが、色が特徴です(デフォルメも大きく関わってます)。
ここの色を良くみると不思議に思う人もいると思います。実際に使われた作品を見ても似たような表現は多々あります。
※光の当たっている部分とその逆、影になっている部分の色
このように描く理由は2つあります。
1、空は光を放っている。
言い換えれば夜でも夜色の光を放っていると思って描けば空気感が表現できる。
下図で説明してみます。
説明する空はこれ
それの断面図がこれ
真ん中に人と柱を立ててます。
空をグラデーションするとこうなってます。
背景を生業にしない人は夕景の反対側ってそれほど意識したことないと思います。
「空は光を放っている」
光の逆が影 = 影の部分は闇の色
と考えると簡単^^
こう考えると陰影部分の色に青紫っぽい色が見えるのは意味が分かりますね。
もう一つの理由が
2、補色をぶつける。
です。
まず補色を説明すると色相環というのが色彩学にはあり、その円の反対の色を補色といいます。
難しい人は、「混ぜると何色になるかわからん!」という色が補色だと思えばよろしぃ~。実際にはグレーになります。
補色は隣り合うとお互いの色を引き出たせると言われ、アニメーションならではの手法で補色をぶつけ絵の具の色をより引き立たせ魅力的活ユーモアがあり光の影響を考えた絵(空気を感じる)に見えるとされています。
この1,2を組み合わせてデフォルメしてます。
是非参考にしてみてください。
試しに雲も入れてみました。
空気があるので濃さと色が奥にいくにしたがって明るくなりまして、
白い物は100%光の色で見えているので空の色。
雲は空の色を使えば間違いなし。
距離+隣の明るい色+隣の暗い色
当然ながら見えてる距離によって隣合うものも増えます。
これでみんなもデフォルメに苦労することはないでしょう!
がんばれーー。
質問はコメントへどうぞ♪
大雑把な性格な御一行には、日記・家計簿系のまぁ~続かないこと。
気にしないことはとことん気にしないので携帯、電気、ガスの引き落とし日、請求日はわかりません。多分このヘン!くらいならわかるぞ~^^
さて、背景講座の前に重大なお知らせです。
明日5/30(日)は学院説明会を浜松にて行います。静岡県にいて名古屋まで遠い~と思っていた方へこちらから出向いて説明をさせてもらう会でございます。今年はこれっきりになるかもしれませんぞよ。
是非足をお運びくださいませ。
詳しいことは「学院説明会」をクリック。
背景講座、今日は「陰影の色と関係」です。
まず簡単に陰影を説明。
その物の光のあたっていない面(影面) = 陰
その物の落ちた影 = 影
です。
最初に「陰影の関係」から。
①説明するにあたりこの絵を使ってみます。
形を表現するには面を表現しなければなりませんのでまずはこの形にしました。
左上手前からの光を射してみると、
こうなります。
※影は全部表現していません。
光は何なのか、強さはどれくらいなのかなどを考えずに固有色だけで表現したものですね。
ここで注目するのが「陰影の関係」です。今は陰が影より濃い状態です。
多分アニメーション背景やデフォルメを強調した絵を描いたことのない人が描くとこうなるのではないでしょうか。
この陰影をこうしてみます。
陰と影の濃さが逆転し、下(光と逆)を向いている面にも関わらず明るくなるように表現してます。
こうすることで光が強くなったように見えます。この表現が好きな御一行^^
光の当たらないスポット・・・・・・縁の下の力持ちとは良い言葉ですね~。
なぜこうなるのか。それは、強い光になったことで跳ね返るもの光も強くなり、
地面が発光しているのことになり、
下を向いてなくても明るくなる。地面に近ければ近いほど明るめのグラデーション。
下を向いているからといって暗くなるとは限らず、光が当たっているところだけだけをいじれば強くなるとも限らない。
光の説明は「背景講座、今回は光」
次に「陰影の色」です。
※上の「光の説明」を読んでもらえれば分かりやすいと思います。
陰影の色を青系にしてみました。こうすることで外にあるように見えますね。
最初のはグレートーンの色にグレートーンの影を落としたことで光の色が白だったことになり、青い光にしたことで青系の影が落ち、”昼間外にある物”に見えるようになったわけです。
最後に影と光のキワに軽い補正
今回は陰影の色だけ変えてます。光があたっているところを変えたくなりますが、陰影の明暗と色がかなりの重要度だということを踏まえて、作品制作に取り組んでもらえたらと思います。
次回はこれの夕景を作ってみたいと思いますのでお楽しみに~~